治療方針

方針イメージ


1.安全・安心の手術で長持ちするインプラントを!
①術前に必ずCTスキャンを撮影して問題がないかどうかチェックします。
②骨が少ない患者様の場合はサイナスリフト法などの事前の大掛かりな骨の造成手術を避け、ソケットリフト法、スプリット・テクニック、傾斜埋入法等を用いて患者様の負担が少ない方法を採用しています。
③ソケットリフト法、スプリット・テクニック、傾斜埋入法等を行っても別段の治療費の加算はありません。
④CTスキャンの撮影と同日に埋入手術を行う場合はCTスキャンの撮影料も頂きません。
⑤過去12年間に120例を超えるインプラント手術を行いました。
現在のところインプラントの除去が必要になった患者様はいらっしゃいません。
⑥美観が重要な前歯のインプラントでは抜歯が即時埋入法を行い、ご好評を頂いています。
⑦内科的疾病をお抱えの患者様では使われているお薬や体調・症状をよくお聞きし、必要に応じて主治医の先生と情報交換し、患者様の全身状態を配慮した処置を心掛けています。
⑧治療費を含めご心配・ご相談には十分に時間をかけています。
  
倉沢歯科クリニックではこれからも・・・安全第一の手術を心掛けていきます。
どうぞお気軽にご相談ください。

2.親知らずの抜歯はどうするのですか?
〈抜歯した方が望ましい親知らずとは?〉
①斜めに埋まっている親知らず。
親知らずとその手前の第2台臼歯が虫歯になりやすいためです。
②腫れや痛みを頻繁に起こす親知らず。
数カ月に2回以上繰り返す時は抜歯をおすすめしています。

〈抜かなくても良い親知らずとは?〉
①完全に顎の骨の中に埋まっていて何も問題ない親知らず。
但し、症状が無くても親知らずの歯冠部分周囲にレントゲンで影のあるものは注意が必要です。
②真っ直ぐに生えている手歯茎にスペースがある場合。

〈当院で行う親知らずの抜歯は〉
親知らずの一部分が見えている状態のもの。

〈大学病院へ紹介する場合は〉
完全に顎の骨の中に埋まっている親知らず。
下顎で神経の本管に重なっている親知らず。
上顎で副鼻腔(上顎洞)に歯根が入り込んでいる親知らず。

〈万が一抜き始めて抜けなくなった場合はどうするのですか?〉
過去30年間で3回ありました。
直ぐに院長が在籍していた大学病院へ電話し、院長が同行して大学病院に行き、当直のベテランの先生に抜いてもらいました。
アルピニストが無理な登山をしないのと同じと考えています。

〈その他〉
他院で撮影したレントゲンやCTデータが有ればご持参ください。参考にいたします。
簡単な親知らずの抜歯で大学病院を利用することはあまりお勧めしません。